伝説の華
さすがSクラス。

あたしたちまでではないけど普通の人と比べればかなり速い。

うん。あさも速いな〜。

空「あさ速かったよ!」

愛「ほんとに?よかった!
あ!次はあおとしおんだよ!」

お!どっちの方が速いかな〜?

パンッ

あ、しおんのほうがスタート出遅れた。

こうちゃん何か言ってあげようよ。


「赤羽さんが7.3秒、上野さんが7.6秒です」

詩「やったー!僕の勝ち〜!」

空「おつかれ〜」

詩「ありがとう!」

蒼「しおんに負けるとか悔しい…」

あおはその後もブツブツ何か言ってた。


次はれいとうみだ!

これはどっちが勝つか分かんないな。

うみは昔の頃足の速さがあたしと同じくらいだったんだよね。

パンッ

同時にスタートかー。


「白崎さんが6.9秒、坂城さんが6.8秒です」

うみが僅差で勝ったんだ!

玲「うみ速いね」

海「れいもだよ。内心ヒヤヒヤしてた」


悠「負けないからな」

朔「あいにく僕も負けませんから」

ゆうはあたしの次に速いんだよね。

パンッ


「中村さんが6.4秒、菅田さんが6.5秒です」

ゆうが速いのは知ってるけど、さくもかなり速いな。

朔「次は負けないから」

悠「あぁ」


奏「りょう遅そうだな」

遼「お前には負けないし」

なんか険悪ムードだな。

パンッ


「赤西さんが7.2秒、石谷さんが7.0秒です」

あ、りょう負けたじゃん。

遼「今日はたまたまだ」

奏「フッ、そういうことにしてやるよ」


怜「絶対勝つから」

空「ご勝手に」

やっと走れる!

楽しみ〜!

パンッ

風気持ちいいなー。

「え!?城坂さんが5.0秒、神代さんが6.0秒です」

怜「は?5秒?」

空「そうらしいね」

『速すぎでしょ!』

この時クラスのみんながこう話していたことは気づかなかった。
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