伝説の華
次は選抜リレーだから気合入れていかないとな〜

これで点数縮めないと1位になれないらしいしね。

怜「頑張ろうな」

空「あぁ」

怜「フッ、緊張しすぎるなよ?」

空「分かってる」

リレーよりもれんと話してる方が緊張してくるんだよね。

バトンを渡す順番はうみ→さく→ゆう→れん→あたしでアンカー任せれちゃったんだよね。

悠「いつも通り頑張れよ」

空「ありがとう!」

海「絶対勝とうね!」

空「あぁ!」

朔「1位になろうな」

空「絶対なれるよ!」

空「頑張ろうな!」

『あぁ(うん)』

「よーい」

パンッ

やっぱりうみ速いな。

スタートダッシュは遅れたけどすぐに前の人を追い越して1位になった。

海「はい!」

バトンパス上手くいった!

2位のチームとどんどん差ができてきた!

朔「はい!」

またバトンパス上手くいった!

けど、2位のチームの人速いな。

距離少し縮んできちゃったな〜

悠「はい!」

バトンを渡すギリギリのところで越されちゃった。

れんなら1位でバトンを渡してくれると思う。

怜「はい。頑張れよ」

すぐに後ろには2位のチームがいるから気抜かないで走らないと。

みんなの気持ちがたくされたバトンだからなんとしても1位にならないと!

「1位1-S組!
圧倒的な速さでした!!」

やった!

1位になれた!

『ゆめと様!お疲れ様です!!
次の喧嘩も頑張ってください!』

空「ありがとう(ニコッ」

『は、はい!』

愛「ゆめとお疲れ〜!!」

詩「ゆめとかっこよかったよ!」

玲「お疲れ様」

遼「お疲れさん」

奏「お疲れ様」

蒼「お疲れ様〜!」

空「ありがとう!」

怜「あぁ」

悠「応援ありがとな」

朔「次の喧嘩も頑張ろうな」

競技終わった後にこうやって言われると嬉しいよね。

最後の喧嘩もやる気出てきた!

愛「私も喧嘩したかったな〜」

空「仕方ないよ。女子はダメなんだからね」

愛「ゆめとだって女子じゃん!」

空「あたしは男装だから必ず出なきゃいけないの」

愛「うー、他の人よりも応援してる!」

空「うん。ありがとう」

「喧嘩に出る人はグラウンドの真ん中に集まってくださーい」

そろそろ行かなきゃ。

怜「怪我すんなよ」

空「あぁ」

れんってさり気ない優しさあるよね。

そういうところにドキってしちゃうんだよね。
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