伝説の華
海「ゆめと?
お父さん、お母さんって言ってたけど姉ちゃんなの?」

まさかうみが来るなんて思ってなかった。

空「そうだよ」

怜「それってどういうことだ?」

空「れん!?何でいるの?」

愛「みんないるよ」

ということはさっきの金龍のみんなに聞かれてたってことね。

怜「さっきの話の説明しろ」

空「あとで話すから。
今はお墓参りの方が先」


よし、綺麗になった。

あの後みんなでお墓を掃除したからすぐに終わった。



お母さん、お父さんまた来るね

空「とりあえず話すの家でもいい?」

怜「あぁ」




海「久しぶりだな〜」

空「そうだね」

蒼「この前ぶりだ〜!」

あお呼んだことあるんだった。

忘れてた

怜「来たことあるのか?」

蒼「そうだよ〜」

なんかれんの顔怖くなったんだけど

まぁいっか。


空「遼、悠、玲、コーヒーで愛紗、詩音、ミルクティーでいいよね?」

『あぁ(うん)』

空「れんたちは?」

蒼「僕と空海はオレンジジュースで怜、朔、奏はコーヒー!」

空「分かった」


空「どうぞ」

『ありがと(ありがとう!)』

怜「話」

空「気づいてると思うけど、あたしとうみは双子だ」

蒼「それじゃぁ、坂城組の組長、坂城財閥の社長を1人でこなしてるのってあむなの!?」

空「そうだよ」

何で驚いてるんだろう。

別にすごいことじゃないのになー

蒼「髪の色も金髪で瞳の色もスカイブルーなの!?」

空「あぁ」

怜「ウィッグもカラコンもとれ」

空「なんで命令口調なのよ。
分かった」

『綺麗』


朔「なんでうみはこの家に住んでないんだ?」

海「前に話した僕の過去が原因で逃げてたんだ。
姉ちゃんを1人にして」

怜「仲直りしたんだろ?」

海「うん」

奏「それならもう倉庫には住まないのか?」

海「うん。
もう姉ちゃんを1人にしない」

空「え!?」

怜「わかった」

うみがそんなことを考えているなんて思わなかった。

これからは1人じゃないんだな。

なんか嬉しいと思ってしまうのは何でだろう?
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