ピュアな瞳
ママと2人でのキッチン。


ママは優しくあたしに話し出した。


「凛、芯君いい人だね。」

「うん。」

「家柄が釣り合わない所と結婚すると本当に色々言われて大変なの。でも、芯君ならしっかり守ってくれそうね。ママ、安心した。」


「ママ…。」


「でもね、凛。本当に辛くなったら帰って来るのよ。凛の家はここなんだから。1人でためこんじやダメよ。」

そう言ってママは、あたしを抱きしめてくれた。


「ママぁ………。」

あたしは、その中で静かに涙を流した。


もちろん、うれし涙をね♪
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