ピュアな瞳
キーンコーンカーンコーン

「凛ちゃん、バイバイ!!」
「バイバイ・・。」

はぁー・・放課後になっちゃった。生徒会室に行くの嫌だなー、今日に限ってなんか波留くん休みだし。助けてくれる人がいないよー・・。



★生徒会室

「失礼しまーす・・・。」
「おせーよ、凛。」
「・・・ごめんなさい。」

うぅ・・・、怒ってる。

「それで、本題。俺、教室では表顔って言ってるよな?」
「はい・・・。」
「何回目だ?表の顔の俺に失態発言をするのは?」
「ごめんなさい、次から気をつけます。」
・・・怖いよー・・・・。
怒りながら、顔が笑ってるとか不気味だし!!絶対に芯君はSだっ!!


「くだらないことを考えるな、このバカ。」

ムッ!(`皿´)

「バカってなによー!!」
「凛ってバカにスゲー反応するよな。」
あきれられたし・・・。

「うるさい・・・。」
「ふっ♪自覚あったんだ。」
「うるさい。」

・・・なんか、全てを芯君に見透かされてる気がして腹が立つ!
あっ!でも、話がそれた?やった!!
あたしが、心の中で喜んでいたら、

「喜ぶな!まだ、怒ってるんだからな。」
「え、なんで・・・。」
なんで、わかったの??もしかして・・・、芯君って、

「心は、読めないからな。バカ。」

「うぅ、そんなこと思ってもいません!」
「どうだか、凛はすぐ顔に出るからな。」
「顔を読まないで!!」
「はいはい。で、今日の、お仕置きだけど・・・。」

どうせ、また雑用でしょ。・・嫌だなー。

「雑用は、嫌って顔に書いてあるから今日は変更だ。俺のパートナーとしてパーティーに参加しろ。」

えェー!!!!!!!
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