ピュアな瞳

初めての気持ち


それから、あたしたちは家に帰った。
「凛、今日はゴメンな。また、明日生徒会室で待ってるから。」
「了解!必ず行くね!芯君、おやすみなさい」
「おう。」

はぁー、今日は疲れたな・・・。お風呂入って寝よ・・・




あたしが、脱衣所で服を脱いでいるとあることに気づいた。

・・・あれ?あたし、今日香水なんて付けなかったよね・・・。香水の、におい嫌いだし。なんで、あたしから甘いにおいするの??

あたしが、考えていたらあることを思い出した。

「あっ!!!!!!!!!恥ずかしい・・・/////////////」

あたし、芯君に抱きしめられてたんだ。だから、芯君のにおいが移ったんだ・・。

うぅー・・恥ずかしいよ。ドキドキが止まらないよ。

でも、不思議・・。このにおいは嫌じゃないよ・・。芯君に抱きしめられてたのも・・・。むしろ嬉しいぐらい・・・、何でだろう?

あたしは、このわからない気持ちを抱えたまま深い眠りについた。
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