ピュアな瞳
芯side

俺が、凛に話しかけた瞬間

凛は、一目散に逃げ出した。



「おい!!」

俺も、すぐに追いかけた。

学校内で、こんなに走ったのは久しぶりだった。


外に出て、中庭の大きな木の下で凛は止まった。


俺も、ゆっくりと凛に近づき、

ふわっ・・・

凛を、


「捕まえた・・・。」


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