ピュアな瞳
芯side

「凛は、俺の彼女・・・♪」

やべー、考えるだけで顔がにやける・・・。


「ただいまー。」
「おう、おかえり。」
「あれ?親父帰ってたんだ。」
「おう、それよか、お前顔にやけてるけどなんかあったのか??」
「・・・俺にも、大切な彼女ができた・・・。」
「ホントか??そっかー、できたか。大事にしろよ。」
「ああ。」

親父になんか、言われなくったって凛のことは、何があっても大切にする。
俺が、初めて惚れて付き合う女だから。・・・今までの、お遊びとは違う。

・・・俺は、中学の時は荒れていて、好きじゃない奴とも平気で、キスをし寝た。

まぁー、高校になってやめたけどな。



「で??だれ?お前の彼女。」
「うーん、また今度、親父の会社に連れて行くよ。」
「おォー!!!楽しみにしてるからな。女の子に、お父さんって呼んで貰いたかったんだ。いや、パパでもいいな★」
「バカ。」
「うるせーな、俺は嬉しいんだよ。芯に大切な人ができて。」
「・・・ありがと。喜んでくれて。」
「あったりまえだろ。」


・・・俺は、最高な親父を持ったな。




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