ピュアな瞳
次の日・・・

「凛ー?男の子が、迎えに来てるわよ?早く下りてきなさい。」

「え????」
芯君、来てるの??

「ママ!!どこ??」
「ここよ。」
「凛、おはよ。」
「おはよ・・・・、芯君?なんで?」
「一緒に行こうかと思いまして。」

表の芯君じゃん・・・。そっかー、ママの前だもんね。

「わかった、ママ行ってくるね★」
「いってらっしゃーいて、言いたいけど凛。」
「はい?」
「この子は、誰??」
「え?芯君だけど。」
「じゃなくて・・・。」

あたしが、ポカンとしていると、芯君が


「挨拶が遅れまして、失礼いたしました。私、荒木芯と申します。凛さんと、昨日からお付き合いさせて頂いております。」

あ・・・、誰ってこういうことだったんだ。

「あっ!本当に凛の彼氏だったんだ。凛、こんな良い彼氏とか最高ね。」
「ま・まあ。」
ホントの芯君は、俺様でSだけどね・・・。

「芯さん、凛のことよろしく頼みますね。」
「はい。」


なんか、嬉しい。芯君と、ママが仲良く喋ってる。
あたし、昨日から嬉しいことが続きすぎだね。
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