ピュアな瞳
芯side

「芯ー!!!!」

俺が、ひとりでボーッとしていたら海斗が来た。
・・・絶対にからかわれるな。

「なんだよ。」
「芯、お前も男だったんだな!!よかったな、りんりんと付き合えて。」
「あぁ。ってか、男だ、俺は元々。おかまじゃねーし。」
「わかってるって!!俺、芯のこと尊敬するわ。」
「は??」
 
・・・俺、何か尊敬されるようなことしたっけ?

「俺、いくら何でも友だちの前でキスを堂々とすることはできねーな。」
「あぁ、そのことか。一番はじめにあのぐらいしといたら、男は、寄ってこないだろ。」
「まーな。しっかし、りんりん大変だろうな。芯と付き合うの。」
「なんでだ?」
「だって、芯ドSだもん★しかも、りんりんはどMだし。あっ!逆に、相性良いのか。」
「どっちでもいいし。」
・・・一人で喋って、一人で納得するなよな。

「まぁ、とにかくりんりんをいじめすぎるなよ。」
「わかってるよ。」

・・・おれは、あんまり苛めてる自覚ないんだけどなー・・・。
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