ピュアな瞳
「てめーら、りんりんを離せ!まだ、死にたくはねえだろ?」

あ・・・、波留くんが来てくれたんだ。

「は?お前誰だ?」

「俺は、波留 海斗。知らないわけないよな?」

「波留 海斗!?逃げるぞ!」

波留くんの名前を聞いたら男たちは逃げていった。

・・・あたし助かったんだ。

あたしは、緊張と恐怖から腰が抜けてしまった。


「りんりん!?大丈夫??」

「だ、大丈夫・・・。助けてくれて、ありがとう・・。」
「どういたしまして。とりあえず、生徒会室に行こうぜ。話はそれから。」

「え?授業は・・・。」
「二人でサボる。」
「ははっ♪ありがとう、波留くん。」
「どういたしまして。りんりんは芯の大切な人だからね★」

・・・芯君・・・・か。
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