ピュアな瞳
生徒会室
「りんりん、ホント大丈夫?」
着くなり、凄く心配そうにあたしに聞いてきた、波瑠くん。
「大丈夫!波瑠くんが、助けてくれたから♪ありがとう★」
「どういたしまして!ごめんな、芯じゃなくて…。」
「ううん、正直芯君じゃなくてホッとしてる…。」
…今、芯君に会っても、まともに話せる気がしない。
「りんりん、桜塚に何か聞いた?」
「うーん…、何も聞いてないよ!」
…あたしは、芯君から聞くまでは信じないもん。