恋彼〜NAMIDA〜
『嘘を言ってど-する?嘘はいつかばれる。』
愛「面倒くさいな。」
『なんだと?』
愛「そんなに、うちが迷惑なら生まなきゃ良かったじゃん。」
『っお前!!親に向かって!!』
愛「でも、生んじゃったんだもんね-。」
『いい加減にしろ。』
愛「………。」
『俺はお前の親だ。』
愛「その言葉聞き飽きた。」
『お前が親に向かって、生意気を言うからだ。』
愛「だから?」
『その口のきき方を直せと言ってるんだ。』
愛「今日は暇なんだね。」
『なに?』
愛「あたし、あんた達みたいに忙しくないけどさ、あんたみたいな奴と喋るほど、暇じゃないんだよね。」
『貴様!!』
愛「こんな生意気な娘と喋ってる間にあんたの大好きな"仕事"でもすれば?」
あたしはそ-言って、電話を切った。