恋彼〜NAMIDA〜



すると後ろから声をかけられた。


友梨「親?」


愛「わっ!!びっくりしたー。」


美夏「部屋に行ってから全然出てこないから、行ってみたら誰かと話してるし。」


愛「ごめんね?親から電話きたの。」


友梨「なんだって?」


愛「引っ越したのか?だって。あっ。ね、ここの家賃っていくら?」


美夏「ここ結構高いよね?うちらが払ってるわけじゃないから払わなくていいよ?」


愛「え?」


美夏「施設に払ってもらってるの。」


愛「そーなんだ。施設に挨拶しなくていいのかな?」

美夏「いいよっ。あんまり関わりたくないし。」


愛「うちもどーせ親が払うから半分払わさせて?」


美夏と友梨は顔を合わせた。


友梨「分かった。施設に聞いてみるね。」


愛「よろしくね。あっ、化粧しなきゃ!!」


美夏「急げ、急げー。」


――――――…30分後


愛「できたぁ!!」


美夏「できたぁ?陵達下でバイク洗ってるってさぁー」

愛「バイクで行くのー?」

美夏「らしぃよー。」



あたしは髪をセットした。


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