恋彼〜NAMIDA〜

家に着いて着替えてﾘﾋﾞﾝｸﾞに座った。


愛「何、飲むｰ？」


美夏「ﾋﾞｰﾙ!!」


愛「えぇ!?明日、学校だよ？」


友梨「学校でもなんでもいいよ!!飲みまくろ!!」


美夏「うん!!愛、ﾋﾞｰﾙ!!」

大丈夫かな？


愛「はぃ。」


美夏と友梨にﾋﾞｰﾙを渡した。




友梨「うち、ろくにﾃﾞｰﾄ連れてってもらった事ない…。」


美夏「うちも…。行きたいって言ったらめんどくさぃって言われたぁ!!」


友梨「はぁ!?まじ!?」



美夏「まじ!!」


友梨「うち、卒業式以来好きって言われた事ない!!」

美夏「うち、1回もない!!」


友梨「この前は？」


美夏「うん。好きって直接言ってくれなかった…。」

美夏が泣きだした。


美夏「うわぁーん。うちは京に好きって言ったのに!!」


友梨「うちも言うのに〜!!」


友梨も泣きはじめた。



愛「2人泣いちゃえ!!泣きたい時は泣いていいんだよ♪」


美夏「めぇぐぅみぃ」



美夏と友梨がうちの胸に飛び込んできた。




美夏「ありがと。楽になった。」


愛「いつでも、うちの胸で泣いていいから。」


「「うん。ありがと」」


愛「はもってるし〜!!」


美夏「それより。愛はどｰなの？」


うち？


友梨「陵の事好きでしょ？ばればれだよ♪」


ばれてた…。



結構前に好きだって気づいたけど、何もない。


でも、日に日に陵を好きになっていく気がする。


陵の事見てると温かい気持ちになる。