恋彼〜NAMIDA〜



美夏「今日からやっと復活だね。」


愛「うん。」


秀「まじでよかったな。退院おめでとー。」


愛「ありがと。」


京「陵、1人で平気だよな?」


秀「何の心配してんだよ!!大丈夫だよ。陵ならよ。」

京「だよな。」



今日は久々にみんなで学校に登校だった。


学校に近くなるたびに西学の生徒が増えてきて、視線を感じた。



校門に入るとギャル達がたくさん立っていた。



『あっ。来たー!!秀ー☆おはよっ♪』



1人のギャルが近づいて秀に話しかけた。


秀「誰?」



今まで聞いた事も無いよーな低い声だった。



『ひどくな〜い?うちらの仲じゃん〜。』



秀はひたすら無視をしていた。



友梨はさっき、秀が校門でギャルに話しかけられてる時に美夏と走って行ってしまった。


秀は教室のドアを思いっきり開けて友梨の所まで走った。



秀「友梨っ!!」



秀は友梨を連れて教室を出ていった。



愛「あのギャル誰なわけ?」


秀と友梨が付き合ってるのは全学年の大半が知ってるくらい有名なカップルだ。
なのに、わざわざ秀に絡むとかある意味すごい。



うちは喧嘩した事無いけど友梨と美夏は喧嘩した事あるみたいで。
しかも、強いって言われてる。だから、あんまりみんな近寄って来ない。


話しかけてくれる人もいるけど。



美夏「だよね-。あいつ学校一たらしだって言われてるギャルらしーよ。」


愛「そーなんだ。たいして、可愛くなかったけどね。」


美夏「確かに。あんなのよくいるギャルだよね。」


愛「つーっかさ、自分の顔見てから秀に近づけよって話なんだけど。」


美夏「確かに。友梨のが断然可愛いし。てか、何で秀なのかが分かんない。」


愛「確かに。秀、ギャル男じゃないし。ギャルにかっこいい人絶対いるよね。」


美夏「あぁ。見たこと無いから分かんないけどいると思う。1人くらいわさー。」



友梨が秀と戻ってきた。




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