恋彼〜NAMIDA〜
秀「おい―。無視すんなっ。」
秀は俺の肩を組んできた。
陵「動きにくい。」
秀「冷て―やつ。」
陵「拗ねるな、きもい。」
ふと、教室が静かになってるのに気付いた。
秀「な、何?」
秀がこっちを見て、静かになってるクラスの奴等に聞いた。
秀「り、陵。何だと思う?」
陵「さぁ?」
『『『『『本城、退院おめでと――――!!』』』』
!?
クラスの奴等の声と、クラッカーの音が教室中に響いた。