恋彼〜NAMIDA〜



陵「ラッキーだなぁ。」


らいと「しかも、管理人さん。俺の顔がタイプらしくて。♪」


陵「よかったじゃん。つーかいくつ?」


らいと「30歳って言ってたかな?」


陵「意外と若いんだな。」

らいと「顔は20代だな。」

陵「つーか、今更だけど広いな。」

リビングに座ってらいとが出してくれたコーヒーを飲んだ。……甘い…(泣)

らいと「家賃高いしなー。1人だから余計広いし。」


陵「なぁ、10万も稼げるバイトって何?」


1ヶ月で10万は結構きついだろ。学校あるし。



らいと「夜の仕事だよ。ホストじゃねーよ?バーだよ。」

高校生雇うバーなんてあんだな。


らいと「陵覚えてない?俺らがまだ小さい時さいっつも一緒に遊んでくれた高校生。」


陵「なんとなく。」


確か…黒田だったかな?


らいと「黒田さんだよ。たまたま再会してさ。で、事情話したらバイトさせてくれるって言うし。


知り合いの人なら安心だなーって思ってさ。


ちょっとバイト代高くしてもらってんだけど(笑)」



へー


陵「よかったな。」


らいと「おぅ!!今度飲みに来いよっ。安くするからさ。」


陵「いつかな。」


らいと「黒田さんも心配してたよ。陵の事。」


陵「まじ?じゃ、まじに今度行くわ。」


らいと「待ってる。てか、行くか。」


結構な時間だ。
秀から電話が来てから1時間たってる。



俺らは、マンションに帰る事にした。




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