恋彼〜NAMIDA〜



らいと「ここで待ってて。ちょっくら取ってくるから♪」


美夏「了解ー。」


らいとが走ってバイク置き場まで行った。



陵「お前ら、どっちに乗るわけ?」


美夏「うちらいとの方に乗るっ。」


美夏があたしの方を見てウインクをした。


多分、わざわざ陵の方に乗れるよーにしてくれたんだ。


ありがと。


陵「じゃ、愛は俺とな。ほらっ。」


バシっ


陵からヘルメットを貰った。


愛「ありがと。」


らいと「お待たせー。」


らいとがバイクを引きながら走ってきた。


美夏「遅いし。うちらいとの後ろね。」


らいと「了解ー。彼氏さん怒らないー?」


美夏「大丈夫だよ。嫉妬なんてされたことないから。」


らいと「そーかなー?」


美夏「どー言う意味?」


らいと「俺からは言えませーん。」


らいとが手で口をおさえた。


美夏「なによそれ。」


陵「まぁ、いいじゃん。行こーぜ。」


バイクを発進させた。





< 228 / 452 >

この作品をシェア

pagetop