恋彼〜NAMIDA〜
陵side
今日は学園祭の日だ。
俺達のクラスはホストとキャバをやるらしい。
朝、知った。
今、スーツに着替えてる。
なんか、クラスの奴等にグレーの細身のスーツを渡された。
秀「つーか、何でグレーなわけ?普通、黒じゃね?」
京「確かに。てか、美夏が他の男に笑顔振り撒いてんの見たくねー!!」
本人に言え。
秀「俺もだし。」
らいと「俺達は、気楽にできるねー♪」
らいとが俺の肩を掴んだ。
気楽じゃねーよ。
かったりぃ。
何で俺がホストやんなきゃなんねーんだよ。
そんな顔上手くできてねーし。
後で、バックレよ。
秀「陵く〜ん?バックレよーとか思ってないよねー?」
ばれてるし……(笑)
陵「べつにー。」
京「んな事させねーからな。」
陵「は?絶対するし。」
秀「ぜってー捕まえてやるよ。」
こいつ目がまじだ…。
今日はまじにやるか……
はぁ。
京「そこ!!溜め息つかない!!」
京が俺を指差した。
俺はそれを無視して部屋を出た。