恋彼〜NAMIDA〜



『学園祭スタートですっ!!』


校内放送で学園祭が始まった。


『いらっしゃいませ。』



客が続々入ってきた。


このクラスのシステムは、最初に男には女メンバーの写真、女には男メンバーの写真を見てもらって、気に入った奴を指名してもらって、次にコースを選んでもらう。

60分90分120分コースだ。
延長もあり。
指名が重なったら、違う人にヘルプをしてもらって、交互にその席について、喋る。



秀「めんどくせーな。」


陵「今更かよ。」


京「美夏に触ったら、殴ってやろ。」


だから、本人にそーゆー事言ってやれよ。


京「あぁ!!切れたらごめんね?」


陵「勝手にしろ。」


クラスの女が寄ってきた。


『陵くん、らいとくんご指名です。』


陵くんとか、きもっ。


つーか、俺?



秀「いってらっしゃーい♪」


らいと「陵、行こー♪」


らいとが俺の腕を引っ張った。


クラスの奴に言われた席に行くと、ギャルがいた。



『やばくね!?まじかっけー!!』


うっせーな。
声でけーよ。


とりあえず、仕事だし。


らいとが小声で話しかけてきた。


らいと「陵、営業スマイルだぞ。バイトの時みたいにな。」

陵「あぁ。」


席についた。



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