恋彼〜NAMIDA〜




2人組の女だった。


陵「お待たせしました。」

外側に座った。


『よろしくお願いします。』


緊張してるみたいだった。

とりあえず名前聞くか。


陵「初めまして、陵です。お名前を教えていただけますか?」


『あたしは、まほ。』


『あたしは、さとみ。』


陵「まほさんとさとみさんですね?何か飲みますか?」


『お茶ください。』


『あたしも。』


近くにいたやつにお茶を頼んだ。


あっ。
お茶を頼んだら愛が目に入った。
3人組の男を相手してるみたいだった。
体をメッチャ触られてる。
愛はずっと愛想笑いをしている。


何故かいらついた。
愛が触られてるのを見てスッゲーいらついてる。


なんだよ……俺が嫉妬してるみてーじゃんか。


俺は見ない事にした。


『あのぉ、彼女っているんですかー?』


いたらこんな事してねーよ。


陵「いえ、いません。」


『まじですか?』


陵「はい。」


『あの、よかったらぁ…』

『止めてください!!』



愛の声だった。
愛の方を向くと、男に胸を触られていた。


『いいじゃーん♪だって、ここキャバでしょ?』


愛「止めてください!!」


男がまた愛を触った。


プチっ


俺の中で何かが切れた。





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