恋彼〜NAMIDA〜

愛side





陵をベンチに残して、靴を見に行った。


やばい!!このパンプス可愛いー。


でも、こっちも可愛いなぁー



――――…


20分くらい悩んでやっと決めた。


レジに行って会計をすませて陵の居るところに急いだ。


愛「陵!!おまた…せ…」


陵は知らない人と喋ってた。

知り合いかな?
なんかすっごい嫌だ。

なんだろ?
陵がただ知らない人と話してるだけなのに…



思いきって声をかけた。


愛「…陵?」


陵「あ?」


陵の顔が怖い…


愛「…ごめん。…邪魔して。靴買い終わったから…。」


陵「邪魔なんかしてねーよ。」


ギャルの視線が怖い。
睨んでくる…



『ねぇ、誰?』


陵「まだ居たのかよ。」


『ねぇ、誰ー?』



すると、陵がいきなりあたしの肩を持って陵の方に引き寄せた。



陵「俺の彼女♪」


は?



ギャルの顔を見ると悔しそーな顔をしてる。


『!?なんだよ彼女かよ。じゃあね。』



そー言ってギャルはどっかに行った。




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