私のご主人様
脱走?
まずは台所~。地図を見ながら進んで、“きっちん”に到着。
さてと心の準備をして~いざ!
「っ~」
うえ…。とりあえず中に進みたいけど、床に転がった器やらゴミやらのせいで進めない。
ごみの日いつよ。ちょこちょこ横にのけながら突き当たり。シンクあった!お、スポンジ…。
見なかったことにしよう。洗剤も…ダメだ。
えーと、洗剤とスポンジっと。メモして、とりあえず出来ることから片付けよう。鼻も麻痺してきたから大丈夫!←?
ごみ袋…ないか。あ、ビニール袋!まだきれいなので、手袋代わりに…。着物汚れそう。あ、なんのひも?とりあえずたすき掛け!
割烹着欲しい…。
メモに加えておいて、ってもうっ何にもないじゃん!!
よくわからない怒りに任せて、床やらシンクから溢れた食器や弁当のパック、インスタントのごみたちを片っ端から仕分けしていく。
生ゴミはインスタントの空のとこに入れたりして、食器を救出。ごみはきったない床の辺りに集めて、食器はシンクの近くへ。乗りきらない分は床にもタワーにする。
「…」
ざっとやったけど、ごみの袋今すぐが欲しい。ごみのタワーが凄すぎて目も向けたくない。
途中で発見した家の中にいちゃいけないものたちは、全て成敗してごみと一緒になってる。
あ、冷蔵庫はすごく大きかった!でも中のものはミイラになってた。賞味期限は5年以上前。ここはどうなってんだ。