私のご主人様
「むにゃむにゃ…っけぷ」
「だから飲むなって言ったのに…」
「伸洋さん、寝ないでください」
1時間後。
すっかり酔いつぶれてしまった伸洋さんに、奏多さんと暁くんが声をかけるけど全然起きない。
悪酔いしたせいで結構飲んでしまった伸洋さん。二日酔いしなきゃいいけど…。
「若、どうしましょう」
「転がしとけ」
「あはは…」
季龍さん何気に酷い…。後で布団だけでもかけておこうかな。
とりあえずここのお片付け…。
「こーら。片付けはいいからお風呂行っといで」
あれ。手に持ってたはずのゴミがあっという間に奪われた。
奏多さんを見上げると、やっぱり私が持ってたの持ってる。むぅ、使用人としては気持ち悪さ増大しそうですね。
「琴音、入って来い。脱がせるぞ」
「!」
暁くん実力行使!?怖い怖い。