私のご主人様

お風呂に到着して、さっさとお風呂に入る。梨々香ちゃんは本当に背中を流してくれました。

「ことねぇやっぱりスタイルいい~。いいなぁ」

「!?」

抱きつかないでください!?さりげなく離して、ホッとする。

いくら女の子でも勘弁です。

頭を洗ってほしいとおねだりされたのでわしゃわしゃと洗っちゃいます。

「ことねぇ何食べたらそんな風になるの?」

「!!」

お触り禁止です。ぺちっと頭を叩くと、ごめんなさ~いとまるで反省の色のない返事が返ってくる。

気にするのもわかるけど、流石に恥ずかしいです。

「また教えてね?」

「コクン」

それで終わりかと思えば、また手が伸びてくる。懲りないなぁ。お仕置きに予告なしにお湯をかけました。

「うわっことねぇ!ひどい~」

びっくりした梨々香ちゃんは、おとなしく目を閉じる。やれやれ。小さな子を相手にしてる気分です。
< 201 / 291 >

この作品をシェア

pagetop