そっと優しくキスする時
「学年アイドル転校生、ごめんよ
噂通りこいつ口悪くて」
わたしは口悪いなんて思ったことないのにな〜っ
それにゆきくんすっごい優しくて頼りになるし!
「姉貴は噂噂って言うけどな〜、大体は嘘なんだからいちいち信じんなよ」
「とかいって女の子取っ替え引っ替えしてるじゃん!これは噂通りでしょう!
口悪いのだって本当じゃんかっ!」
ガミガミガミガミ…
2人の兄弟喧嘩がまた始まってしまった(苦笑)
りんちゃんと、ゆきくんいつも喧嘩ばっかり…
それを止めるのがー…
「はいはい、ストップ!ストップ!
りんちゃんもゆきくんも仲良くしよーよおー」
そう。わたしなのです。
「あいつらいつもあんななの?(苦笑)」
「だいたいね(苦笑)」
あっという間にりん達の家へ到着し、さっそく今日の本題の文化祭をどこ周るかについて!
少し前に配られていた文化祭の案内マップを広げ
みんなで考える。
「りん、ここ行きたい!」
「わたしもっ!やっぱ食べ物だよねっ」
綿あめに焼きそばにホットドッグ!
文化祭といったら食べ物でしょ!
「ねえねえ、アーここは?」
ちひろが指さしたのは手作りアクセサリーの教室
「うわぁ〜〜!いいね!これ!ここも行こっ!」
ちひろの目を見て言うとニッコリと笑い頭を撫でてきた
それを見たゆきは
ちひろの手首を掴み
「あんたあゆのこと触るの禁止」
…ゆきくん!?
何言っちゃってるの!
ちひろはムッとなりながら手を振りほどき
「あんたじゃなくて、ちひろ
それにゆきくんに言われることじゃないよね?」
ちぃくん…ニコニコしてるけど
顔怖いよ(汗)
「もう!2人とも文化祭前からそんなことだと、りんとあゆだけで周るからね!
それとゆき!!すぐ突っかかるのやめなさい!」
おぉー!りんちゃん珍しくお姉ちゃんらしくみえるよ!