人生ゲーム
「ついてきてください」

三宅が歩き出した。

それに続いてゾロゾロ移動する。

部屋の端で止まった三宅はそこを指差した。

そこにはつい二・三分前までは無かったはずの暗い落とし穴のようなものがあった。

「ここに一人落ちればゲーム終了です」

「それは…つまり…?」





「このゲームだけでなくその方の人生ゲーム自体が終了します」






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