人生ゲーム
大の大人がテーブルを囲み必死になりながらトランプをする様を想像すると滑稽に思えた。

「つまり僕が言いたいのはこのアイテムとコンタクト機能は『知能』を駆使しなければならない。ということはどこかに…」

「『運動』を図るところがあるということですね」

「えぇ、そういうことです」



切りの良いところで三巡目が始まった。

孝也の出した数は「1」。

かたや翔は「9」

を出し大きく差が開いてしまった。
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