ひとつの輝き
シンデレラか…。
桃ちゃんはきっとなれるよシンデレラに…
ごめんね…あたしはシンデレラじゃないんだ。
あたしがなりたかったのはシンデレラじゃないんだ。
あたしが欲しかったのはガラスの靴じゃないんだ。
あたしがなりたかったのは、渉の横にいるあたしなんだよ…
あたしが欲しいのは、渉と一緒に笑いあってる喜びと笑顔なんだよ…
想えば想うほど…
もう…
透明人間のように体が溶けていきそうなぐらい熱くなってく…。