ひとつの輝き

行くからって何処に? 

教室じゃないよね? 


あたしはハッと我に返り小走りで教室に入った。


授業なんて頭に入るわけでもない…。 

考える事は… 


“学校は嫌”

ただそれだけだった。 


そんな授業の50分間も一気に過ぎる。 




休み時間、黒板に書かれている文字を消し、あたしは机に顔を伏せた。 



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