そこの御曹司、ちょっと待ちなさい!
頼りなさそうで、気が弱そうだけど、草食系というわけでもないし、しっかりしてる部分もある。
それに、......意外と男らしいところもあった。
そのギャップに少しだけドキッとした。
ほんの少しだけ。
「.......好きだよ、真由」
慎吾は何か言おうと考えていたみたいだったけど、結局たった一言だけ言ってから、ゆるめていたネクタイを外す。
それから、私をベッドにしずめた。
「......私も」
多くは言わなくても、たった一言だけで不思議と満たされた気分になる。
今までの彼氏は何を考えてるか分からない!としょっちゅうイライラさせられたものだけど、慎吾相手だとそんなことも全くない。
もちろん、慎吾の一番好きなところは財力。
だけど、その次に、慎吾の照れ屋で飾り気のないところは、まあまあ気に入っている。
慎吾に応えるように、彼の背中に手を回した。
それに、......意外と男らしいところもあった。
そのギャップに少しだけドキッとした。
ほんの少しだけ。
「.......好きだよ、真由」
慎吾は何か言おうと考えていたみたいだったけど、結局たった一言だけ言ってから、ゆるめていたネクタイを外す。
それから、私をベッドにしずめた。
「......私も」
多くは言わなくても、たった一言だけで不思議と満たされた気分になる。
今までの彼氏は何を考えてるか分からない!としょっちゅうイライラさせられたものだけど、慎吾相手だとそんなことも全くない。
もちろん、慎吾の一番好きなところは財力。
だけど、その次に、慎吾の照れ屋で飾り気のないところは、まあまあ気に入っている。
慎吾に応えるように、彼の背中に手を回した。