もう一度出会えたら
『でも俺もそろそろ頑張るつもりでいるからさ。まぁ見ててよ』
「そうなんだ、頑張ってね」
最後の見ててよ発言はよく分からなかったけど、とりあえずエールを送った。
ココアを飲み終え席を立つ。
「じゃあそろそろ行くね。ココアありがとう、ごちそうさまでした。大翔はまだ残業?」
『あぁ、お疲れ。俺も今から1軒クライアント先に顔だしてから直帰だから、もう出るよ』
「そうなんだ。じゃあね、お疲れ様。」
大翔は荷物を取りに行ったのか一旦デスクの方に戻って行った。
私も更衣室で着替えメイク直しをしてからエレベーターホールに向かった。
上階から降りてきたエレベーターに乗り込むとさっき別れた大翔も乗っていた。
ちょうど帰宅ラッシュの時間とかぶったせいで人が多く私の後ろから乗り込んできた人の肩が当たって押される形になり、大翔の胸に顔が当たってしまった。
顔を上げて大翔に小さくゴメンねと呟くと
『お前こそ、大丈夫か?』
そう言った大翔の顔は、エレベーターの中がムンッとして暑いからか少しだけ赤くなっていた。
「そうなんだ、頑張ってね」
最後の見ててよ発言はよく分からなかったけど、とりあえずエールを送った。
ココアを飲み終え席を立つ。
「じゃあそろそろ行くね。ココアありがとう、ごちそうさまでした。大翔はまだ残業?」
『あぁ、お疲れ。俺も今から1軒クライアント先に顔だしてから直帰だから、もう出るよ』
「そうなんだ。じゃあね、お疲れ様。」
大翔は荷物を取りに行ったのか一旦デスクの方に戻って行った。
私も更衣室で着替えメイク直しをしてからエレベーターホールに向かった。
上階から降りてきたエレベーターに乗り込むとさっき別れた大翔も乗っていた。
ちょうど帰宅ラッシュの時間とかぶったせいで人が多く私の後ろから乗り込んできた人の肩が当たって押される形になり、大翔の胸に顔が当たってしまった。
顔を上げて大翔に小さくゴメンねと呟くと
『お前こそ、大丈夫か?』
そう言った大翔の顔は、エレベーターの中がムンッとして暑いからか少しだけ赤くなっていた。