もう一度出会えたら
彼の気持ち
『朝比奈、終わった?』
定時を少し過ぎたところで、斜め向かいに座る大翔が聞いてきた。
「うん。終わったよ」
『じゃあ、6時にロビーで大丈夫?』
「OKー。じゃあまた後でね」
ロッカーで着替え、化粧を直し1Fロビーに向かうと既に大翔が待っていた。
「大翔、お待たせ」
大翔と並んで歩き出すと、またいつものようにチラチラと感じる幾つかの視線。
私に対する好意的ではないその視線が気にならないって言ったら嘘になるけど、私と大翔は友達だから気にしていたら飲みに行く事も出来ない…。
「今日はどこに行くの?」
『着いてからのお楽しみ』
二人で賑やかな週末の夜の街をわーわー言い合いながら歩いて行く。
定時を少し過ぎたところで、斜め向かいに座る大翔が聞いてきた。
「うん。終わったよ」
『じゃあ、6時にロビーで大丈夫?』
「OKー。じゃあまた後でね」
ロッカーで着替え、化粧を直し1Fロビーに向かうと既に大翔が待っていた。
「大翔、お待たせ」
大翔と並んで歩き出すと、またいつものようにチラチラと感じる幾つかの視線。
私に対する好意的ではないその視線が気にならないって言ったら嘘になるけど、私と大翔は友達だから気にしていたら飲みに行く事も出来ない…。
「今日はどこに行くの?」
『着いてからのお楽しみ』
二人で賑やかな週末の夜の街をわーわー言い合いながら歩いて行く。