私の小さなヒーロー
バイキングが行われるホールの前で受付をする。
父が7人分の支払いをしてくれた。

席に案内される。
ステーキやパスタを調理している近くだ。

「いらっしゃいませ。
本日は、当ホテルのランチバイキングをご利用くださり、ありがとうございます。
時間はただいまから90分です。
ドリンクバーは無料でご利用いただけますが、アルコール類は有料になります。
それでは、どうぞごゆっくりお楽しみください」
従業員が、お義父さんを気にしながら説明をしてくれた。

そのあと、すぐに、
「河野さま。本日は結婚記念日、おめでとうございます。こちらは、当ホテルの支配人からです」

そう言って、私たちにはシャンパンが、圭吾にはりんごジュースが配られた。

「せっかくだから、乾杯しようか」

お義父さんの言葉に、みんなでグラスを持ち、

「「「カンパイ」」」と、グラスを合わせた。




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