大切な君へ(短編)
私の心の太陽だった黒ラブのリキとモモに手紙を書きました。
黒い大きな瞳でいつも見つめてたね。
輝く黒い体でいつも包んでくれたね。
貴方のお嫁さんのモモと出会った時、優しくキスをして、脅えてるモモを安心させてたね。それから二人寄り添って私の側でいたね。当たり前の幸せな日々が続くと思ってた…
私が嫁ぐ前の夜…二人は冷たい雨の中…冷たい道路に横たわっていたよね…
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