君は私の人生の、輝く太陽。
私たちを見分けられるのは、自分自身。
それから────。
「・・・おーい!俺のこと置いてくなよー!」
幼なじみである、横山直斗(ヨコヤマナオト)だけだ。
「「・・・あ、ごめーん!直斗のこと忘れてたっ!」」
話す時はいつも涼香とはもる。
・・・双子だからかな?
「・・・お前らなぁ。何年一緒にいるんだよ!そろそろ忘れんなっつーの」
「「・・・えへっ!」」
3日に1回はこのやりとりが行われる。
まぁ、3日に1回は直斗のことを忘れるということだ。
「「・・・早く帰ろー!んで、ゲームしよ!」」
「・・・そうだな!」
私たちは、3人で帰る。
一旦家に戻ってから、直斗の家に行く。
行くって言っても隣なんだけど。
「「直斗!ゲーム!」」
「お前らここ俺んち!」
「「・・・今更じゃん!」」
まるで自分の家のように、私たちは直斗の家に入る。
私たちは、夜までゲームをして、家へと帰った。