涙から好きへ
「そうなんだ!!いいね!高宮くんに好かれてる子は!きっと、いい人なんだろうなぁ!」
無理矢理にでも笑うのは、高宮くんから嫌われたくないから。
「杏果…」
「えっ!?」
急に、名前で呼ばれて心臓がばくばくしてくる。
それよりも、高宮くんがわたしの名前を知っていることに喜びを覚える。
「杏果って呼んじゃダメ?」
優しい声がわたしの耳をくすぐってくる。
杏果って呼ばれるのが、すごくすごく嬉しい。
でも…
高宮くんの好きな人は百合ちゃんで、確定したわけじゃないけどわたしにヒントを教えてくれている時点でわたしは眼中にない。
「だ、だめだよ!誤解されちゃう!気持ちは嬉しいけど…」
「え、誤解ってなに?」
「それは、秘密!!とにかく、じゃあね!!」
こんなに、高宮くんと喋ったのは初めてだから緊張して空回りをしていそうでなんだか怖い。
あぁ、バレンタインまであと2日。
無理矢理にでも笑うのは、高宮くんから嫌われたくないから。
「杏果…」
「えっ!?」
急に、名前で呼ばれて心臓がばくばくしてくる。
それよりも、高宮くんがわたしの名前を知っていることに喜びを覚える。
「杏果って呼んじゃダメ?」
優しい声がわたしの耳をくすぐってくる。
杏果って呼ばれるのが、すごくすごく嬉しい。
でも…
高宮くんの好きな人は百合ちゃんで、確定したわけじゃないけどわたしにヒントを教えてくれている時点でわたしは眼中にない。
「だ、だめだよ!誤解されちゃう!気持ちは嬉しいけど…」
「え、誤解ってなに?」
「それは、秘密!!とにかく、じゃあね!!」
こんなに、高宮くんと喋ったのは初めてだから緊張して空回りをしていそうでなんだか怖い。
あぁ、バレンタインまであと2日。