笑え ―秘密だらけ女子と影あり男子―
君の笑顔
そんなかんなで俺達の無言学活生活が
スタートした。
「おーい、夏李。お前、あいつの隣なんだって?」
そう言ってきたのは何故かここいる
隣のクラスの一稀。
「なんで一稀がここにいるの?ここ3組だよ?」
「んぁ?昼休みくらいいいじゃねぇーか。」
「つか、夏李、お前 麻野のこと気になってたんじゃないの?」
「柊陵まで変なこと言い始めないでよ。」
「そーだ、そーだ! 夏李のばぁーか!」
「一稀……君は子供か……。」