軍人様とキケンな婚前同居⁉︎
普通の男の人と
そうでない男の人とは、一体?
「じゃあ幸次郎さんがそうじゃなかったら、私どうなるの?」
「…そうだなぁ。まぁ、個人差はあるだろうけど…」
私の質問に
栗は机に顎肘をつきながら
私に視線を向ける。
「軽けりゃ、注意だけ。」
「ほぉ……。」
「最悪、襲われる。」
「?!」
ん?!?
私は栗の言葉に
思わず目を見開いて 机から乗り出した。
え、ちょ……っ
軽罰と重罰の差激しすぎない?!
何その差?!
「え、何で?!何でそうなるの?!」
「さぁ?」
「さぁって……栗も男でしょ?!」
だったらそうなる考え察して教えてよ!?
私が栗にそう言うと
栗はキャンディーを
カラカラと口で回しながら
「んー」と、気だるげに口を開く。
「要するに、嫉妬じゃん?」
「…へ?嫉妬?」
「そう。そんで、お前は俺のもんだって改めて教え込む…的な?」