軍人様とキケンな婚前同居⁉︎







(っ───?!?)








彼のそんなまさかの行動に

私は目を見開いて、
慌ててそれを止めに入った。





しかし、彼はその手を止めることなく


プチ、プチ…と 私のブラウスを脱がしていく。









「や、やだ!!
幸次郎さん、やめて…っ!」

「無理な要求だな。
…お前が反省するまで、絶対やめない。」








幸次郎さんはそう言いながら
私の首筋に顔を埋めてきて



すると突然、首に一瞬痛みが走る。





私はそれにビクッ!としながら
何が起きたのかと困惑した。









「やっ…!今の何…っ?!
幸次郎さん…!!」

「…お前次第だよ、有梨。」









彼が私の名前を呼び捨てで口にしながら
そう言うと、


首筋から顔を上げる。







いつのまにかブラウスは全てのボタンを外されていて



彼は私に馬乗りになりながら
その姿をジッと眺めた。








っ…恥ずかしい…!!









「良い眺め。
…さぁ、どうする?有梨。」

「っ……嫌…やめて…。」

「嫌なら、反省したってことを
態度で示してもらわないと。」









彼は私にそう言うと

意地悪に口角を上げて
その目で こちらを見下ろす。








…態度で示す、って……?









「た、態度で示すって
私は一体どうすれば……っ。」

「………お前からキスしろよ。」

「え?」

「お前から俺にキスするなら、許してやっても良い。」









私の質問に、彼はそう答えた。



私はその言葉に再び目を見開く。







き、ききき

キス──────?!









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