嘘つきは恐怖のはじまり
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「…美羽……美羽!!」
香奈の声が聞こえた。
「よかった、美羽大丈夫?」
「え?」
周りをみると保健室にいることがわかった。
「美羽倒れちゃったんだよ。」
「あ……」
だんだん嫌な記憶がよみがえってくる。
「あ、愛海ちゃん達は!?」
「今病院にいってるみたい」
「大丈夫かな……」
「ねえ美羽、あの時変じゃなかった…?」
「うん……香奈もそう思ったよね」
私達がおかしいと思ったことは同じことだった。
愛海ちゃんが落ちたあと、5人も落ちたこと。
そして……5人の落ち方