嘘つきは恐怖のはじまり


「あ、ごめんなさい…」


前にいる人達の間をすりぬけてやっと1番前までこれた。


生徒玄関前にクラスが発表されている。


「美羽、名前あった!?」


「ううん、まだない!」


香奈も一生懸命探している。


「あ!!」


香奈が指をさした。


「あー!!」


「やった、香奈!同じクラスだ!!」


1年5組だ。


担任の先生は、鈴木先生。


「嬉しいよ!美羽と毎日喋れるね!」


「うん!!」

< 2 / 55 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop