嘘つきは恐怖のはじまり


「もしかして、嘘をついたってこと?!」


でもどうして自分からあんな嘘を。


恐怖でみんな泣いている。


そのなかで2人笑ってる人がいた。


「なんで笑ってるの……!?あんた達がやったの?」


香奈が2人のところに行く。


「嘘つかせて、どうなるのか実験したかったんでしよ?最低だよあんた達!」


それでも2人はニヤニヤしてる。


「俺らじゃねーよ、な?」


「おう!勝手に死んだんだよ」


そう言って、またゲラゲラ笑った。


その瞬間、教室は肉の焦げた匂いでいっぱいになり、黒いかたまりは全部で3つになった。


どこかから悲鳴が聞こえてきている。


「自業自得だよ。」


それは、私の口からでていた言葉だった。

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