嘘つきは恐怖のはじまり
「あれ?」
ぼーっとしていたら、保健室に誰かが入って来てた。
「誰…?」
私と同じ制服をきた三つ編みの女の子だ。
「先生用事があるなら、今職員室にいったから……」
ベットからおりると女の子の全身がみえた。
「……!!」
その子の足はすけていたのだ。
この世のものではないことはすぐにわかった。
「あ…彩香?」
女の子はクスッと笑い、私のほうに向かってくる。
そして、静かに言った。
「私の世界を見せてあげる」
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