終わりなき終わり
なにも変わらないよ
ボクは気狂い者だった訳じゃない。
ボクは頭のおかしいやつじゃない。
ただ大多数とは違ったというだけだ。
多数決に負けたそれだけだ。
誰かはそれを障害だと言う。
誰かはそれを特徴だと言う。
誰かはそれを生きづらさだと言う。
誰かはそれをマイノリティーだと言う。
だけどボクはみんなと同じように好きな人ができて恋をして、みんなと同じように嫉妬したりヤキモチを妬いたりしながら、いつかその想いが通じるようにと願っただけなのだ。
ひとりの人間としてね。