星に恋した。
第一章

5年前ー

私は、運命の人に出会った。

親が親しくしているカフェでバイトとして働いていた彼。

名前も年も何もわからない。

でも、『ゆーくん』と仕事場の人から呼ばれていることはわかった。


派手な格好しているわりには、ぶっきらぼうであまり喋らない人だった。

それがまた子供の心をくすぶった。



あなたはもう大人。

でも、16歳の少女は謎めいたあなたに恋をした。

< 1 / 73 >

この作品をシェア

pagetop