星に恋した。


バイト最終日ー

だんだん慣れてきた頃に終わりなんて淋しいな。

そう思いながら元気よく今日もカフェ、「ラ・シェル」の扉を開いた。


「おはよ~!!」
満面の笑みで挨拶する。

「はょ~!やっぱ彩名の顔見たら元気になるなぁ~」

ん?本当に?

ゆーくん、私とっっても嬉しいよ。

私は照れ笑いしながら「ありがとッ」と言った。


私、ゆーくんの太陽になれるかな?

この3日間で私達の距離はなかり縮まったと思う。

でも、まだ遠慮がちに話してしまう自分がいる。
ゆーくんもきっとそうだよね?

もっともっとゆーくんにとって大切な存在になりたい。


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