星に恋した。
第三章
不幸は突然やってくる
私はあの日以来、俊と話すのが気まずくなった。
でも、ゆーくんのことをもっと知る為に理由をつけてはカフェに遊びに行った。
でも、中学生の時と何も変わらない。
限られた枠の中しかいられないの。
一歩踏み出したら積み木が崩れ落ちるようにみんな犠牲になる。
でも、そんな私は今のままではいられなくなった。
あの時踏み出せばよかった。
そう、何度後悔しても過去はもう戻らない。
今まで心にあったモヤモヤが今になって現実だったんだとわかったから。