星に恋した。

私はあの日、現実をみた。



「ちわ~!学校終わったぁ~」

私はこの日も学校帰りにカフェに寄った。


「おつかれ~!!」

そう言ってみんな迎えてくれる。


私はカウンターの席に座った。

目の前にはゆーくん。



私の顔を見てニヤ~と微笑むゆーくん。

そんなゆーくんめったに見れない。


「何かいいことあった?」

私もニコニコしながら聞いた。



あんなこと聞かなければよかった。

そう、後悔しても遅いことは知っている。

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